鮫
泳ぎました。初島-熱海。
参加者のサポートがメインで、自分の挑戦ではなかったのだけれど、これからのことを考えて、自分も体験しておかなければならないというのが動機。
正直にいうと。
不安だったのは、「サメ」「潮流」「風」である。
ガキのころは、一人で外洋へ出て魚をついたり、夜中にテトラポットの中に入ってイセエビとったりめちゃくちゃなことをやっていたくせに、年をとると、そんな感覚を忘れて、不安ではなかったことに不安を感じるようになる。
外洋を泳ぐことの厳しさや、生物から標的になりやすいことをヒシヒシを感じながら泳いだ。
結局泳ぎ終わった後に足の指と手の指の本数を確認したが、減っている様子はなかったし、ベテラン船長とコーチのおかげで流されることも少なくてすんだ。
でも、途中30mくらい透明度があるエリアがあって、恐ろしく深い場所で何かが泳ぐ姿が見られたり、目の前を物凄いスピードでカツオが吹っ飛んで泳ぐ姿が見られたり、熱海港の入り口で1mくらいのシイラが横切ったりして、やっぱり海はでかいというのが感想。
♪海は広いな大きなぁ♪なんでもんじゃない。
驚異だ。
小学生のころ、おやじの子船に乗せられて、陸地が遠くに見える太平洋で良く泳いだけれど、その時には感じなかった「海という生き物の上で泳ぐ」という感触を味わった。
これは長く生きたことで感覚が人間的になったからなのか、色々と恐怖を知ったからなのかわからないが、オーシャンマンとしては初心に無理やり変えさせられる時間だった。
同時に今回もコーチとしてお世話になった大貫さん(ドーバーを日本人で初めて横断した方)の凄さを改めて実感したのだ。それでも、大貫さん曰く「一人で泳ぐよりも団体で泳ぐことはなお難しい」と。様々なテクニックと精神的な強さが必要になる。多くのスイマーは個人競技に力を入れるために、チームで・・・という泳ぎに対して抵抗があるからだ。
なるほど。
オーシャンマンでありたい人には是非泳ぐことを勧める。








